組織でユーザー補助機能を活用する

Chrome ブラウザと ChromeOS で組織のコンピューティング環境をよりアクセシブルにする方法をご紹介します。

彫刻家としても活躍する視覚障がいを持つアーティストの Raul Pizzaro 氏。
画面にユーザー補助機能が表示されているノートパソコン。

ユーザー補助ポリシー

企業ユーザー補助ポリシーを確認する

Google 管理コンソールで ChromeOS デバイス向けのユーザー補助ポリシーを確認してください。IT 管理者はユーザー補助ポリシーを通じて、組織がデプロイしているすべてのユーザーの補助設定を一元管理できます。このポリシーには、ChromeVox 音声フィードバック、選択して読み上げ、音声入力などの機能に関する内容が含まれる場合もあります。

ポリシーの詳細を確認する

フォントサイズ

Chrome でウェブページのコンテンツとフォントサイズをカスタマイズする

Chrome では、テキスト、画像、動画など、閲覧するウェブサイトのすべての要素のサイズを変更して、デジタル アクセシビリティを高めることができます。また、1 つのウェブページのフォントサイズのみを変更することも可能です。

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Chrome ブラウザに表示された画像の説明

画像の説明

Chrome で画像の説明を取得する

Chrome でスクリーン リーダーを使用すると、ラベル付けされていない画像の説明を確認できます。画像の説明を提供するユーザー補助ソリューションは、クロアチア語、チェコ語、オランダ語、英語、フィンランド語、フランス語、ドイツ語、ヒンディー語、インドネシア語、イタリア語、ノルウェー語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語、スウェーデン語、トルコ語など、数多くの言語に対応しています。

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カーソルの色

カーソルの色を変更する

カーソルの色が ChromeOS でより見やすくなるよう、ユーザーが自分で変更できます。使用できるのは、デフォルトの黒に加えて、赤、黄、緑、水色、青、マゼンタ、ピンクの 7 色です。カーソルを変更するには、[設定] の [マウスとタッチパッド] セクションに移動します。

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印刷オプションが拡大表示された PDF 文書の画面。

より使いやすい PDF

Chrome を通じてアクセシブルな PDF をエクスポートする

Chrome では、PDF をより扱いやすくするべく継続的な改善を行っています。ウェブページを PDF として保存すると、ページの見出し、リスト、表、段落、画像の説明などのメタデータも保存されます。それにより、スクリーン リーダーで PDF ファイルを利用するロービジョンの方や目の見えない方がウェブの情報を確認しやすくなります。

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自動字幕起こし

Chrome の自動字幕起こしで字幕を生成する

Chrome のユーザー補助機能「自動字幕起こし」を利用すると、音声付きのメディアに対して、ブラウザでリアルタイムかつ自動的に字幕を生成できます。この機能は、ソーシャル サイトや動画サイト全般、ポッドキャスト、ラジオ コンテンツ、個人用の動画ライブラリ(Google フォトなど)、埋め込み動画プレーヤー、そしてウェブベースのほとんどの動画や音声チャット サービスに対応しています。また、ChromeOS にも自動字幕起こしのサポートが追加されました。

デモ動画を見る
ブチ模様の犬の動画画像に「Good boy Chester.Are you ready to show everyone your new tricks?」という字幕が生成されている。

選択して読み上げ

「選択して読み上げ」機能で読み上げて欲しいテキストを選択し、その他のテキストを暗い色で表示する

ユーザー補助機能の「選択して読み上げ」を使用すると、画面上の特定箇所のテキストを選択して読み上げてもらうことができます。ロービジョンの方や学習障がいのある方にとって非常に便利な機能です。読み上げられるテキストに集中しやすくするため、ハイライトされていないテキストを暗い色で表示できるようになりました。「選択して読み上げ」機能を有効にするには、[設定] の [「選択して読み上げ」の設定] を使用します。

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ChromeVox

音声切り替えやその他の ChromeVox 強化機能を使用する

ChromeVox スクリーン リーダーの機能が強化され、目の不自由なユーザーにも ChromeOS がさらに使いやすくなりました。スクリーン リーダーの音声が対象テキストの言語に応じて自動的に切り替わる「Voice Switching」(音声切り替え)など、便利なユーザー補助機能を活用できます。

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世界中の人々が日常を豊かにするテクノロジーをどのように活用しているかをご確認ください。
マイクが有効化されていることを示すアイコンと音声入力されたテキスト メッセージが表示されている、新しいメッセージ ウィンドウ。

音声入力

Chromebook に話しかけてテキストを入力する

音声入力は、文字を入力する必要があるフィールドのほぼすべてで、手で打ち込むことなく Chromebook に話しかけることで入力できるユーザー補助機能です。Google ドキュメントと Google スライドでは、テキストの入力、編集、書式設定を、キーボードを使わずに音声入力で行うことができます。

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スイッチ アクセス

スイッチ アクセスを利用してデバイスを操作する

マウスやキーボードを利用できないユーザーは、ChromeOS のユーザー補助機能「スイッチ アクセス」を使えば、ひとつまたは複数のスイッチで ChromeOS デバイスを操作できます。スイッチ アクセスを使うことで、目的の項目が選択されるまで、カーソルを画面上の項目に順に移動させることができます。

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YouTube 動画を再生する Chrome ブラウザが表示されているノートパソコン。動画には小石が転がる浅瀬で遊ぶ子供が映っている。

アクセシビリティを高める

拡張機能を活用してデジタル アクセシビリティの質を高める

障がいを持つ人々がウェブを楽しんで使用するために役立つ、さまざまな拡張機能も充実しています。それぞれのユーザー固有のニーズに合わせて Chrome の機能を変えることができるその他のツールについて、拡張機能の一覧でご確認いただけます。管理者の方は、組織のユーザー向けに Chrome の拡張機能の管理やプリインストールを行うことができます。

拡張機能のリストを見る
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