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フジテック: エスカレーターやエレベーターの保守点検に Chromebook を活用

概要

エスカレーター、エレベーター、動く歩道といった人を移動させる装置に欠かせない保守点検を行うには、据付を担当する現場のエンジニアが技術データにすばやくアクセスしたり、所属する営業所の技術者といつでも連絡をとったりできる必要がありました。しかし会社で使用していた Windows ノートパソコンでは、特殊なフジテックの各種アプリにアクセスして顧客や保守サービスに関する記録を確認する際にも、低速で複雑な VPN 接続に頼らざるを得ない状態でした。そこで Windows ノートパソコンから ASUS Chromebook に移行し、Chrome ブラウザを使って各種アプリにアクセス、ログインするようになると、起動時間が短縮されただけでなく、現場のエンジニアは VPN がなくてもアプリにアクセスできるようになりました。

フジテック株式会社

1948 年に大阪で創業されたフジテック株式会社は、最新技術、品質、信頼性をもって、世界各地でエレベーター、エスカレーター、動く歩道の販売、製造、据付、保守を行っています。

業種: 製造業
所在地: 日本

Chrome Enterprise の結果

デバイスのコストが半減

より簡素な IT 管理と自動セキュリティ アップデートにより、運用コストが削減されました。

Chromebook を導入したことで、外出先で現場の担当者から連絡を受けても、Chromebook で資料や図面を確認し、その場で対応策を伝えることができます。また 24 時間 365 日体制で緊急対応ができるのは大きなメリットでした。

いつでも、どこからでもシステムの緊急対応ができる Google リモート デスクトップも好評でした。2015 年より本格的な導入を開始。まずは約 40 名の情報システム部員に 1 人 1 台、Chromebook を配布しています。

Chromebook により、エンジニアはクラウド上の保守サービス文書へ素早くアクセス可能に

フジテックのエンジニアは、Windows ノートパソコンに比べて軽量で携帯性に優れた Chromebook を愛用しています。エンジニアは、デバイスを紛失した場合のデータ侵害を回避するために、保守サービスに関する文書をノートパソコンにダウンロードするのではなく、クラウドで表示します。ChromeOS は自動的にアップデートされるため、エンジニアはソフトウェアを更新したり、脆弱性をなくすセキュリティ パッチをインストールしたりするために Chromebook をオフィスに持ち帰る必要もありません。Chromebook の使いやすさを高く評価したフジテックは、Chromebox などのその他の Chrome Enterprise デバイスおよび Google Meet を日本国内の 15 の支店や営業所で導入しています。

Google のプロダクトとサービスは使いやすく、価格も手頃で、常に最新の状態が維持されるので、非常に重宝しています。

フジテック株式会社、最高情報責任者、友岡賢二氏